こんにちは、とーくん(@token_at)です。
この記事では、
検索エンジン対策のために、最近は長文の記事を書かないとダメらしい・・・でも、400字詰め原稿用紙すら書けなかったのに、何千文字も書ける気がしないな・・・
と悩んでいる方に向けて、長文のブログ記事をスラスラ〜とストレスなく書いていく方法をお伝えしていきたいと思う。
とはいえ、決して「楽」な方法ではない。
あくまでもスラスラとかけて、ストレスがないというだけで、努力は必要だし、時間もかかる。
この努力から逃げたい人はブログで稼ごうなんてことは金輪際考えないほうがいいだろう。
結論からお伝えしよう
シンプルに言うとこのツイートが全て。
ブログは長い文章を書こうと意気込むのが間違い。先に章立てして記事の構成を考え、小分けされた章を一つ一つ短い文章で埋めていく。気がつけば長い文章になっているというのが正解。
— とーくん@40代だけどプログラミング大好き (@token_at) December 3, 2021
そう、長い文章を書くのでなく、短い文章を計画的に積み上げていって、結果的に長くなったというのが正しい。
例えば、300〜400字程度なら、5つの見出しで2000字。500〜600字程度なら5つの見出しで3000字となる。
ということで、具体的に長文のブログ記事をストレスなく書く方法を3つのステップに落としこんで解説していく。
長文のブログ記事を書く3ステップ
文章の構成となる章立てを考える。骨格を作るイメージ。
Step1で章立てした各章を短い文章(箇条書きでも可)で埋める。
短い文章でまとめた各章をよりわかりやすく説明し肉付けする。
いかがだろう?
「長文を書く」というより、「長文を作る」、と言ったほうが実態に近いかもしれない。
それぞれのステップについてより詳細に説明していきたい。
Step.1 章立てを考える
検索キーワードから検索者の意図を推測し、読者が求めているであろう解決策を提示していく。これが読者ファーストのGoogle先生にも評価されるブログ記事だ。
そして、
どのような切り口で解決策を紹介していくのか。
どのような話の流れで解決策を紹介していくのか。
これらのアイデアの組み合わせが、記事の面白さであり、オリジナリティとなる。
切り口、話の流れという文章の骨格。ここをしっかりと定めずに記事を書いてしまうと、話の軸がブレブレでまとまりのない記事となってしまう。
だからこそ、最初のステップである「章立てを考える」が非常に重要となる。どんな骨組みを持った文章にするのかを、あらかじめしっかり考えるということだ。
「ゾウ」の骨格を使った文章を、どれだけ修正しても「キリン」にはならない。
ましてや、骨組みを作ることなく文章を書き始めると、どんどん違う方向に話が進んでしまう。そして、本当に言いたかったこととはまったく異なる内容になってしまうことも、けっして珍しいことではない。
「ゾウ」を書こうとしていたのに、出来上がりが「ダンゴムシ」なんてことになると悲劇も悲劇だ。
章立てを行った具体例を示しておこう。
タイトル:東大(理Ⅰ)に合格するための数学勉強法
1.東大(理Ⅰ)合格に必要な数学力
2.数学は暗記だ!解法丸暗記の勉強法
3.高校1年生で取り組みたい問題集
4.高校2年生で取り組みたい問題集
5.高校3年生で取り組みたい問題集
6.共通テスト対策
7.東大過去問の取り組み方
8.試験前日にやるべきこと
9.試験本番で意識したいこと
10.まとめ
私は東大を一度も受験したことない人間だが、ここまで章立てを作り上げるとそれっぽくなる。無難な内容にはなってしまいそうだが、文章構成も悪くないだろう。これで骨組みはできた。
Step.2 各章を短い文章で埋める
章立てを作ると、「ダンゴムシ」文章になるリスクは減る。だが、「キリン」が「ゾウ」になるリスクはまだ残っている。
だから、章立てを決めたら、まずは、それぞれの章に対してそれらの章で書く内容を短く簡潔に書いていこう。箇条書きでもいい。
この章には、この内容を書く。この章には、この内容を書く。
このようにポイントだけを書き出しておくのだ。
そして、改めて章立てを見直しておこう。
章立ての流れと、書き出した短文にずれはないか。
全体の流れとして問題ないか。
あらためてチェックしておくと、肉付けしたときにも大きなブレは発生しない。
このステップについても具体例を示しておこう。
2.数学は暗記だ!解法丸暗記の勉強法
・数学はひらめきだけで勝負しない
・解法をたくさん暗記する
・どの解法が使えるか試すのが大学受験で必要な数学力
この章で書きたいポイントは3つだけ。このように各章に対して言いたいポイントを箇条書きにして章ごとの内容を固めてしまうのだ。
ちなみに、何度も言うが、私は東大を受験したことはない。
Step.3 各章を肉付けする
いよいよ最後のステップだ。
最後のステップでは、Step.2で書いた箇条書きのポイントを読みやすい文章に書き換えていく。
まずは、箇条書きにしたポイントをまとまりのある文章に作り変える。
その上で、より読者によりわかりやすい表現がないか、より読者に伝わりやすいような具体例がないか、考えに考えて文章を付け足していく。
何度も何度も推敲を重ねて、わかりやすく読みやすい文章にしていこう。
長い文章を書こうとするんじゃない。あくまで読者にわかりやすい伝え方がないかを模索するのが正しいのだ。
Step.3でも具体例を書いてみよう。
2.数学は暗記だ!解法丸暗記の勉強法
「数学はセンスだ」「数学は才能だ」と言っている人は大概、数学が苦手な人が多い。
なぜなら、高校数学攻略に必要な力はセンスでもなく、才能でもない。
高校数学攻略に必要なもの。それは、解法を理解できる最低限の理解力と、解法の大量暗記だからだ。
最低限の勉強で、ひらめき勝負と言っている人は東大受験を諦めたほうがいいだろう。そんな勉強方法では東大に受かるわけがない。
チャート式や1対1対応といった体系だった問題集の解法を理解した後に、その解法をまるごと暗記しまくるのが、高校数学唯一の攻略方法だ。
難度の高い東大数学でも、ひらめき勝負の問題は限られている。
どの解法を応用すれば解答を導き出せるのか?
というアプローチが正しく、これが受験生に求められている数学力なのだ。
最後はちょっと適当な感じになってしまったが、3つのポイントを含めてそれっぽい文章にしてみた。
文字数にして300字ちょっと。このような感じで各章を文章化し肉付けしていく。
そうすれば気がつけば長文ブログになってしまうというお話である。
今回、具体例としては10章を骨組みとして用意したので、単純計算で300 x 10で3000字。おそらく他の章はもう少し長い文章になりそうなので4000字前後の記事になりそうである。
また、しつこいようだが、私は東大を受験したことは一度もないし、塾講をしたことも一度もない。
まとめ
実際にこのブログ記事自体もこの方法で書いた。時間はかかるが、ストレスなくブログ記事を書いていけた。文字数にして3000字ちょっと。
最近のブログとしては短いかもしれないが、書きたいことは書ききったので良しとする。
実は私、夏休みの宿題で出される読書感想文や、遠足後の作文など、文章を書くのが嫌いで嫌いでたまらなかった。
400字詰め原稿用紙3枚、つまり1200字程度の文章だったのだが、45分の授業時間では書き終わらず、宿題になり、家でも3時間考えても、4時間考えても、書けなかった。
書く技術を持ってなかったことが最大の原因。長文記事なんて書くの無理と思い込んでいた。
誤解を恐れずに言うと、「長文を書く技術を教えない先生が悪い!!」と思うが、当時は書けない自分の能力のなさを悔しく思っていたと思う。
「長文記事は書けない」のではなく、「書き方を知らなかった」のが正しい。今回の記事で気がつけば長文になってしまうブログの書き方を学んでいただいた。
少しでもあなたのブログライフのお役に立てれば嬉しい。
ちなみに東大受験はあくまでフィクションだ。
P.S.「ダンゴムシ」さんへ
悪い文章の例で使ってごめんなさいm(__)m
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